今日は、先日のお正月の夜に神社で撮影した時にいろいろと考えた
夜間撮影、夜景を撮影する時に注意することについて書いてみようかと思います。
まずは準備です
準備
ある程度人のいる場所に行く時は、あまり大掛かりな機材を持っていっても邪魔になってしまいますし
その場の方々に余計な心配をさせてしまうかも知れません(汗)
ですから、私の場合
デジタル一眼レフ(D40x) + 明るい単焦点レンズ(Ai AF 35mm F2D)
三脚(カバーに入れて)
だけで撮影に臨みました。
三脚にカメラを付けた状態でも片手で持ち運べる重さです。
そしてカメラの設定
設定
暗闇でノイズが目立ちますのでISO感度はあまり上げず手動で設定します。
そして、カメラの測光は暗闇では思ったように働いてくれませんので
絞り、シャッタースピードともにマニュアルです。これは、カメラのモードを”M”にすればよいです。
今回は画質を優先するために最低感度で撮影しましたが
最近のカメラは高感度の画質も優れていますし、ISO800~1600を使用しても大丈夫なのではないでしょうか。
ISO感度は100に固定
絞りは開放のf/2からf/4.5ぐらいまで。
シャッタースピードは三脚で手ブレを防止してスローシャッター
これを、基本スタンスにして神社の中で邪魔にならないように
三脚を構えシャッタースピードをいろいろと変えて撮影し、
背面の液晶ディスプレイを見ながら思い通りの露出になるように撮っていきました。
やはり露出は慣れていませんし経験もありませんのでトライアンドエラーで
撮っては確認し、の繰り返しでした。
フィルムと違いデジタルは失敗した写真をすぐに確認して、やり直しが出来るので便利ですが
それでもシャッターチャンスを逃してしまってはいけませんので
早めにその場の露出にあった絞りとシャッタースピードを見つけておくことも大事だと思います。
以上のようなことを踏まえ、撮影したのが神社に初詣の記事です。
少しだけ、その時の写真について解説してみるとすれば
実践
この写真は境内の端から、境内の内側に三脚カメラを向けて
シャッタースピード1.3秒で歩いている人を残像にして、人が行き交う様子を表してみました。
この写真では、たき火に当たっているのが袴を履いた男の子一人だけになった時に
「これはシャッターチャンスだ!」と思って
2秒のスローシャッターで、
- 炎がめらめらと上がる様子
- 男の子の顔が炎に照らされて明るんでいる様子
- 火の粉が舞い上がり、不思議な軌跡を描いている様子
などが撮れたのではないかなぁ〜と思っております。
つらつらと、夜間の撮影について自分なりの考えを書いてみましたが
もし、ご指摘、アドバイス等ありましたらコメントください!
夜間撮影をしようと思っている方に、この記事が参考になれば幸いです。