マクロレンズ3本の比較レビュー(ニコン用)

こんにちは
先日ヨドバシカメラに行ってきた時に、前々から気になっていたマクロレンズを
いくつか試してみることが出来ました。今日はそれらのマクロレンズの比較レビューといたします。

今回試したのは以下の3つのレンズです

最初の2つがニコン純正のマクロレンズで、最後はタムロンのマクロレンズです。
どれも、レンズ内にオートフォーカス用のモーターを持っていますので
私が持っている D40x などの、ボディ内にモーターを持っていないカメラでもオートフォーカスが使用出来ます。
具体的なレポートおよび写真は「続きを読む」からどうぞ! ※使用カメラはすべて D40x

AF-S Micro-NIKKOR 60mm F2.8G ED

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最初に試したのは、ニコンの 60mm マクロレンズ
機能や画質その素晴らしさについては方々で書かれていますので私なりの観点からの意見を。

まず、とにかくオートフォーカスが速い!
最初にシャッターボタンを半押ししてピントが合った瞬間声を上げてしまいました。
私の持っている 55-200mm などと比較してもとても速く、一瞬で「シュッ」とピントが合いました。
さすがに、最短撮影距離ギリギリの辺りや、近景にピントが合った状態から遠景への切り替えは
多少迷うこともありますが、それでも十分速いと言えると思います。さすがです。

それから、私は初めて試すことが出来たのが “フルタイムマニュアルフォーカス” の機能です
オートフォーカス動作中でもスイッチの切り替えなく、ピントリングを回せばマニュアルフォーカスに移行出来る機能です。
マクロ撮影時などは特に便利になります。
これについて、私はトルクが強く無理矢理回す感じになるのかな?などと思っていたのですが違いました!
オートフォーカス時はピントリングが回らないのです。(距離目盛は回ります)
ですので、フルタイムマニュアルフォーカスはとてもスルスルとピントリングを回すことが出来快適です。

画質については、開放付近からピントのあった所はシャープにくっきり描写されます。
ボケはとてもきれいで、優等生だと思います。絞ってもその特性は変わることなくシャープな絵ときれいなボケが味わえます。
あえて言うならば、少し固めの絵かな?という気もしないではないですが、特段気にするほどでもないようです。

絞り優先で撮影していて気付いたのが “実効F値” で絞りが表示されるということです。
詳しくは、こちらニコンD700【第4回】改めて「実効F値表示」を考えてみるを参照していただくとして
なかなか、まどろっこしいものです(汗) コマンドダイヤルをカチカチと回してそれ以上絞りが開けなくなった所が実効開放絞りだということで、ピントリングを最短撮影距離にすると実効開放絞りは F4.8 になります。
要するに、近接撮影時は無限遠に比べて入射する光量が減るので「同じ絞り(F値)を表していても、露出を同じにするために近接撮影時の方が、絞りが開かれている」と言うことらしいです。
このため、近接撮影時は開放F値が大きくなり、だけれども、被写界深度は無限遠の時の開放F値と変わらないと言うことになるみたいです・・・

自分でもよく分からなくなってきました(汗)

まとめ:コンパクトながら、開放からシャープな画質ときれいなボケを実現した高性能なマクロレンズ
フルタイムマニュアルフォーカスや、オートフォーカスの早さといったメカ的な部分も素敵♪

追記 このレンズを購入しました!詳しくは AF-S Micro NIKKOR 60mm F2.8G ED 購入!! をご覧ください。

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AF-S VR Micro-Nikkor ED 105mm F2.8G (IF)

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続いて試したのは、ニコンの 105mm 手ブレ補正付き中望遠マクロレンズです
最初に言っておきますが、このレンズは太くて重くてまるで手榴弾か何かかと思うようないでたちです…
実際、私が持っている D40x よりも重い 790g !!あります。ちなみに D40x は 495g です
レンズを持てば本体が浮きます。
店員さんも話していましたが、手ブレ補正などをくっつけたためにこんなに重くなったんだとか、、
合計するとおよそ 1.3kg 程となり若干持ち運びには気力がいるかもしれません。

このレンズも、機能的な面は上の AF-S Micro-NIKKOR 60mm F2.8G ED とほぼ同じ感じを持ちました
オートフォーカスも速くて、フルタイムマニュアルフォーカスも便利です。
手ブレ補正( VR = Vibration Reduction )は、店内での簡単な確認にとどまったので、その効果をあまり実感は出来ませんでしたが、おそらく少し暗がりの場所での撮影や、スローシャッターなどではその威力を発揮してくれることでしょう。

画質については、このマクロレンズは絞り開放付近ではピントのあった部分も比較的滑らかな描写で
そして、絞るとくっきりシャープな描写に変わります。ボケは 60mm と同じできれいです。

私は、この開放で柔らか、絞るとシャープの描写が結構気に入ったりしました。
これを使い分ければ表現の幅も広がると思います。

まとめ:太くて重いがその表現力は、目を見張るもの。絞りによる描写の変化が楽しい
中望遠なので、少し遠くにあって近寄れないものなども大きく映せるので
いろいろなシチュエーションに対応出来る。

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最後は、タムロンの 90mm マクロレンズです
店頭のデモはなかったのですが、店員さんのご好意により箱から出していただけました。
店員さんの説明によるとポートレイトマクロと言うことで、マクロ撮影にもポートレイトにも向いているそうです。

まずは、レンズの機能的概略からいきますと
ニコンの2レンズとは違い、フォーカス時に鏡筒が繰り出し、フルタイムマニュアルフォーカスもありません。
オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切り替えはフォーカスリングをカチッと前後に移動させます
この機構が、少しヤワな気がして不安な部分でもあるな、と感じました。
オートフォーカス時はフォーカスリングは何のギアにも噛み合っていなくてフリーになります。
また、オートフォーカスは結構ゆっくり目だと思います(ニコンの2つの高速なレンズを使った後ということもありますが…)

と、機能的にはネガティブなことを書きましたが
画質については、全く問題ないと思います。単焦点レンズらしい綺麗な絵を出してきますし
ボケも綺麗です。特にこれといって問題になりそうな気もしませんでしたし、真っ当な優等生かなと思います。

レンズ自体の重量は軽く、ハンドリングもいいと思いますので
機能面でニコン純正に見劣りするかもしれませんが、気楽に持ち歩けるのは利点となるでしょう。

まとめ:オートフォーカスの遅さや、マニュアルフォーカスへの移行の一手間を我慢出来るなら
画質も十分で、軽いのでなかなか良いのではないだろうか。

結論

今回、それぞれ個性のある3つのマクロレンズを比較してみましたが悩むものですね・・・
個人的に描写が気に入ったのはニコンの 105mm ですが、大きさと重さについては熟慮が必要になりそうです。
60mm や 90mm マクロレンズは大きさは手ごろだと思いますが、 105mm の画質にも捨てがたいものがありますし・・・
(以下無限ループ)

もう少し悩んでみる必要がありそうです。

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